いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「何げにお前可愛いじゃん」



あたしの手を掴んだやつが言った。



「だから、離して!」



どんなに腕をブンブン降っても離してくれる気配はない。



「1人なんだろー?」



そう言ってニヤニヤしている、あたしの腕を持っているチンピラ。



ひぇー。



その時


パシッ



あたしのもう片方の腕を誰かが掴んだ。



誰?



あたしはその方を向いた。



そこにいたのは不機嫌そうに立っている、裕ちゃんがいた。



「ゆ、裕ちゃん?」



あたしは言った。



「お前、何やってんだよ」



呆れながら裕ちゃんが言った。



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