いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
あたしはそこに駆け寄った。



なんだぁ、りんご飴じゃん。



あたしがその出店から離れようとしたら、



「すみません。大きいの一つ下さい」


聞き覚えのある声が聞こえた。



えっ?木葉先輩?



浴衣姿ですごく可愛らしい先輩があたしの前にいた。



「あれ?もしかして木葉先輩?」


あたしは思わず口に出して言ってしまった。



木葉先輩はあたしの方を見て誰?っていう顔をしている。



あぁ。



何やってんだろ、あたし。



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