いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
ポンポン



「ごめん、意地悪く言い過ぎた」



裕ちゃんが言った。



「うん。あたしも、ごめん」



あたしも素直に謝ってしまった。



あたしも悪いところ少しはあっただろうしね。



しかも、意地を張りすぎちゃったし。



「じゃぁ行くか!」



「うん♪」



あたしたちは歩き始めた。



良かった、仲直り出来て。



だけど、この幸せの気持ちを次の言葉で吹っ飛んでしまう。




「そーいえば、俺先輩に告白した」



えっ?



木葉先輩に告白?



裕ちゃんが先輩に告白?



頭の中の思考回路が停止したように動かない。







< 177 / 232 >

この作品をシェア

pagetop