いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「でも、裕ちゃんはまだ、木葉先輩の事が好きだよ」



それだけは確信出来る。



「えっ?そうなの?」



空遥がびっくりした顔で言った。



「裕ちゃん、一途だからね」



だから、あたしが追いかけても無駄なのかな?




振り向いて欲しいよ、あたしの隣で笑っていて欲しいよ。



裕ちゃん。



よしっ!



「あたし、決めた!裕ちゃんに告白するよ!!!!」



「えっ?!いつ?」


「今日の放課後」



あたしの気持ちを裕ちゃんに知って欲しい。



もう、抑えられないよ。



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