いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「ごめん、ごめん。支度が早く終わんなくてさぁー」



あたしは両手を顔の前で合わせながら裕ちゃんに謝った。




「とりあえず、行くぞ!」



裕ちゃんはあたしの手を引っ張り勢い良く歩きだした。




一体どこに行くんだろ?



あたしは裕ちゃんからまだ行く場所を聞いていなかった。



「裕ちゃん、どこいくのぉー!?」



あたしはそう聞いたけど、



「お楽しみだよ!」



そう言って裕ちゃんは教えてくれない。



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