いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
「べっ、別に違うもん!」



あたしはそっぽを向いて裕ちゃんに言った。



そしたら裕ちゃんはゆっくりとあたしを抱きしめて、



「ホントに?」



耳元で囁いた。



何回も耳元で囁くなって言ったのにっ!



あたしの顔は徐々に赤くなる。



裕ちゃんのバカ///



「ほ、ホントだもん!」



あたしだって折れないもんねっ!



そしたら裕ちゃんは



「今日、付き合って1ヶ月だよね」




えっ!?



覚えててくれたんだ。



う、嬉しい!



あたしがビックリして固まっていると、



「これからもよろしく」



そう言って笑ったんだ。



End


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