いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
そんな横顔を見ながら考える。



どうやって起こそうかな♪



そしたら、



ピピピッピピピッ



いきなり何かがなった。



「うわっ!?」



その音でびっくりするあたし。



「…んーっ」



裕ちゃんは眠たそうな目を少し開けてあたしを見てきた。



パシッ



裕ちゃんは時計を止めた。



「…なんでいるの?」



いつもより低い声で言った。


これは寝起きの悪い時の声だよ。





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