いちご〜幼なじみ恋愛〜【完】
その次の日あたしたちは口を聞かずに登校した。



だけど、その日の学校が終わって家に帰った後、



テーブルの上を見たら、



ごめんという汚い文字で書かれた隣にいちごがワンパック置いてあったんだ。



あたしは泣きながら喜んだっけ。



裕ちゃんはそれを置いたのは自分じゃないって言い張ったけど、あの文字といい、そのあとお金がないって言ってから


あれは



裕ちゃんがしてくれたんだよね。




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