白い手紙  ~ 二つの心~





 真剣に治療しながら考えていたのは

 源田さんに担いで送ってもらおうと

 考えていたのだった。




「一様救急で処理しといたけど、こいつ

歩くの無理そうだから源田さん、後よろ

しくお願いしますね」




「ちょ、おい!俺はこの後いろいろある

から無理だぞ。今日はお前にまかせる!」




 あ。さりげなく逃げた。
 
 ...参ったな。



「大丈夫!一人で、帰れるから...」



 ひょこ、ひょこと歩く姿を見てると

 なんだか俺が悪いことをしているみたい

 で気分が悪い。




 
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