白い手紙  ~ 二つの心~





 ぼとっと下に落とされた。





「~~っ!い、った~~~い!どうして

急に下ろすの―...よ...」




 え。あれ。耳が真っ赤だ。




「夜光君。もしかしてー...「喋るな」




 遮るように夜行は言った。




 はっは~ん♪

 意外と可愛いとこもあるじゃん♪




「ふへへ~♪」



「何だその笑いは」




 くるりとこっちを向いた夜行は

 とても真っ赤だ。




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