白い手紙  ~ 二つの心~





「夜光君ってばお手伝いができないんじゃ

婿にいけないぞ~?」




「馬鹿にしてるのか」





 ごつんと頭をぐーで殴られる。



 

「だ、だって。夜光君が可愛いなぁと

思ったから?」




「やっぱ馬鹿にしてるだろ」





 また頭をグーで殴られた。




 それ痛いんだって!





「ねえ...。夜光君って好きな子とか、

いたの?」




 なんとなく聞いてみたくなった。

 別に私が好きとかじゃなくて。




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