白い手紙 ~ 二つの心~
曇りのうち晴れ
「でも、じゃあ私は、死んじゃったの?」
「いえ、あなた様はまだ死んでおられま
せんです」
ティディベア.....。
でも、そっか。死んでなかったのか。
「う....ううっ!.....」
「泣くな。死んでないだけ感謝しろ」
その言葉をおだてるようにティディベア
君は言った。
「そうですよー。車にひかれそうなところ
を夜光様がお姫様だっこしてまで空様を
助けたんでー...」
――...え?