白い手紙  ~ 二つの心~




 不意にポンッと肩に手を置かれて肩が

 びくっとなった。



「な、なんだその目は?」


 
 キッとにらめつけると、夜光は後ずさ
 
 りをした。



「い...」



「い?」



「いきなり驚かさないで~~っっ!!」



 あまりの大きな声に、鳥もびっくり

 したのかチチチチッ、と去って行く。



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