白い手紙  ~ 二つの心~




 ぽかーーーーん。





 私と夜光は白めになって固まった。




「え、えええぇぇぇぇぇええっ?!!」





 すごすごと帰ろうとしているベアを

 がしっとすごい音で夜行は掴んだ。



「おい、まてくま」




「ぼ、僕はただ隣に空様がいてくれた

ほうが安静にできると思って...」




「い、いやいやいや!だめだめだめ!

そんな、できないよベア君!」
 




< 226 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop