白い手紙  ~ 二つの心~




「もう!ベア君!部屋に案内して!」



「りょ、了解であります...!」




 ボロッとしているベア君を見てたら

 なんだか笑いたくなってきた。




「ぷ、あはははっっ!」




「ど、どうしました!?何かついてまし

たか?」



「ううん。私、ここに来てよかったなって

思っただけ。じゃ、行こ?」




「はい!」



 
 夜光をそこに残して、私は自分が

 これから住む部屋へ移動した。



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