白い手紙  ~ 二つの心~




「...っと!ちょっと聞いてんの!?」




「あ?何だ。何か言ったのか?」




 どうやら俺はぼーっとしていたらしい。

 ガミガミと何故か今俺は怒られている。




 そうか、もうそんなに経ってたのか...




「もう!夜光ってば聞いてるの?!」



「うるさいぞアホ女。きーきー耳元で

喋ると耳障りだ。黙れ」



「な、なにを~~っ!?」




 どうやらますます怒ってしまったらしい。

 自分は思ったことを言っただけなのに。





< 64 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop