白い手紙 ~ 二つの心~
わお。
すっごく分かりやすいように風真の
部屋って飾ってある...。
「失礼しま~す...」
もう扉は開いてるけどなんとなく言って
しまうこの言葉。
「ようこそ風真の家へいらしてください
ました。さ、どうぞ座ってください」
見渡すと、大きな窓ガラスがずらりと
並んでいてどれも綺麗に磨かれている。
テーブルに花柄のじゅうたん、丁度
4人座れる黒いソファなども揃えて
あってなんとも女性的な部屋だ。