人貸し屋 外伝

朝陽 壱

☆アサヒside



また、迷った・・・

朝食を食べた後、廊下を出て

じいちゃんに言われたところを

修理していた



俺は、強力な魔法とか術とか

そう言うのには免疫ないから・・・



弱い場所を修理していく

いや、それまではいつもと同じだった



だけど・・・さ?

ココ、めっちゃ広いわけ



方向音痴の俺は

じいちゃんにも会えずに彷徨う



「ここ、さっきも通ったような」



さっきから、廻ってるような

変な感覚しかしない



「どうする、俺・・・」



このまま誰にも発見されず

飢餓して・・・白骨化して・・・



頭の中にその絵が浮かんで

慌てて首を振る



そんなこと、あるわけないよな!

でも、もしかしたら・・・
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