人貸し屋 外伝
神楽 伍
☆カグラside
中に入ると、
あの、甘い香りの部屋の中に
知らない男の人と・・・
母さんがいた
「・・・何で、ここに・・・?」
「自分の帰るべき場所に
帰ろうとして来たみたいですよ?」
零が微笑みながら言う
怒りは、母さんを見つけたことで
すっかりと消えていた
「・・・母さん」
呼ぶと、悲しそうな顔で
こっちを見る母さん
「・・・もう、帰るね」
「かあさん!」
「・・・ありがとう。
最後に思い出をくれて」
まだ、言えてない
大事な言葉を・・・言えてない
私は大きく深呼吸をして
母さんに言った
中に入ると、
あの、甘い香りの部屋の中に
知らない男の人と・・・
母さんがいた
「・・・何で、ここに・・・?」
「自分の帰るべき場所に
帰ろうとして来たみたいですよ?」
零が微笑みながら言う
怒りは、母さんを見つけたことで
すっかりと消えていた
「・・・母さん」
呼ぶと、悲しそうな顔で
こっちを見る母さん
「・・・もう、帰るね」
「かあさん!」
「・・・ありがとう。
最後に思い出をくれて」
まだ、言えてない
大事な言葉を・・・言えてない
私は大きく深呼吸をして
母さんに言った