喋るネコ【短編大喜利】
喋るネコ
*
「うわぁ…
寒いと思ったら、雪が降ってるよ。」
僕は、窓の向こうにちらちら舞う白いものに眉をひそめた。
「冬なんだから、雪くらい降るさ。
そう珍しいこともないだろ。
……さぁて、そろそろ起きるか。」
アレクはお尻を上げて腕と身体を思いっきり伸ばした。
「……そうだね。」
猫の癖にいつもけっこう早起きなアレクを見習って、僕ももそもそとベッドから起き上がる。
アレクが喋ることが、僕にはもう普通のことになってしまってる。
最初はあんなにびっくりしたのに……
「うわぁ…
寒いと思ったら、雪が降ってるよ。」
僕は、窓の向こうにちらちら舞う白いものに眉をひそめた。
「冬なんだから、雪くらい降るさ。
そう珍しいこともないだろ。
……さぁて、そろそろ起きるか。」
アレクはお尻を上げて腕と身体を思いっきり伸ばした。
「……そうだね。」
猫の癖にいつもけっこう早起きなアレクを見習って、僕ももそもそとベッドから起き上がる。
アレクが喋ることが、僕にはもう普通のことになってしまってる。
最初はあんなにびっくりしたのに……