Shine and Moon...
『唯クラブどぉする??』
「う〜ん。バレー部に
しよっかなぁ
って思ってるよ?」
私は中学の時からやってる
バレー部に入ろうかと思ってた。
『そっかぁ…。
美優はテニス部に
入りたいんだあ〜。』
「テニスも楽しそう!!」
『テニスのクラブ体験
一緒に行こうよ!!』
「うん♪行こ行こ!!
じゃあバレーも
一緒に行こっ?」
『うん♪行く!!!』
そんな会話をして美優と
帰っていたら家の近くの駅で
見たことのある姿が目に入った。
『あれって誠くん??』
美優が遠くにある
小さな人影を見て
私に聞いてきた。
「うん。そうみたい♪♪」
誠くん見て嬉しくなった。
好きとかそんなんじゃなくて、
誠くんは私の『お兄ちゃん』
みたいな存在だったから。
素直に久々に会えて
嬉しかったんだ…。
誠くんは私たちに気づくと
笑顔で手を振った。
私たちも笑顔で振り返した。