Shine and Moon...


『唯クラブどぉする??』


「う〜ん。バレー部に
しよっかなぁ
 って思ってるよ?」



私は中学の時からやってる
バレー部に入ろうかと思ってた。

『そっかぁ…。
 美優はテニス部に
入りたいんだあ〜。』


「テニスも楽しそう!!」


『テニスのクラブ体験
一緒に行こうよ!!』


「うん♪行こ行こ!!
 じゃあバレーも
一緒に行こっ?」


『うん♪行く!!!』


そんな会話をして美優と
帰っていたら家の近くの駅で
見たことのある姿が目に入った。


『あれって誠くん??』


美優が遠くにある
小さな人影を見て
私に聞いてきた。


「うん。そうみたい♪♪」


誠くん見て嬉しくなった。
好きとかそんなんじゃなくて、
誠くんは私の『お兄ちゃん』
みたいな存在だったから。


素直に久々に会えて
嬉しかったんだ…。


誠くんは私たちに気づくと
笑顔で手を振った。


私たちも笑顔で振り返した。


< 3 / 59 >

この作品をシェア

pagetop