Shine and Moon...


『で、どおした?』

誠くんにもう一度
聞かれて私は観念して
今日の出来事を話した。


誠くんは私の話を真剣に
時々辛そうにしながら
聞いてくれて
私が全て話終わると


何も言わずに私の頭を
撫でてくれた。


誠くんのバカ…
また泣きそうになるよ…



そして誠くんはいつものように
私の家まで送ってくれた。
その間ずっと楽しい話をしてくれた。




私を笑わせるために…。




そこが誠くんの優しい所。




「誠くん。ありがとう。」


私、きっと誠くんに
助けられっぱなしだよ。


『ん?何が?俺なんかしたぁ?』


「ん〜。何でもない♪」


『何さぁ!!教えろぉ(>□<!)』


「あははッ!!内緒ぉ!!!」


そんな話をしながら私の家の
駐車場でしゃがみこんで
2人で夕方まで話をしていた。




すごく楽しかった。




あの人達が来るまでは……。。




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