夢から覚めたら


私が口を開く前に大貴がしゃべりだした


「この子3年だから。ちなみに俺も。先輩への口の聞き方なってないんじゃないの?」



こ、こえぇえええええ!!
なにその低音ボイス

一度も聞いたことのない声だ


目の前の後輩くんも呆然としている

でもはっと現状に気づいたのか

「す、すいませんでした!!」


と大声で謝って立ち去って行った



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