俺様ヤンキーに気に入られました。
キーンコーンカーンコーン―――…
チャイムが鳴った。
チュッ
と最後に音をたてて離れた彼の唇。
「続きはまた今度な。」
「……………。」
「あれ?まだ物足りなかった?」
「な……っ……!!!//////」
クスクスと笑いながら言う彼。
図星だなんて認めない。
嬉しくない。
物足りなくない。
………気持ち良く……ない………。
キスに慣れてるからだよ!!!
別に、あいつだからとかじゃない!!!
「プッ、顔真っ赤。」
「しょ、しょうがないでしょ!!??」
「はいはい(笑)」
ムキ――――ッ!!!!!
「っもういい!!!またねッ!!!!!」
何よ、あんなやつッ!!
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『っもういい!!!またねッ!!!!!』
………『またね』って……。
また会おうってこと……?
あー、ヤバい。
「俺、理性保つかな………。」
自分からコクったこととか、初めてだし。
つーか、恋したのも初めてだし………?
これからどーしよ……。
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