文学彼氏






躊躇いながらもそれを手に取り

中を開かせてもらった。



「────っ」




朔へ。



まず初めに

漢字の止め跳ねは
しっかり書いて下さい。


丸っこくて見づらい。


そして別にポッキーそこまで好きじゃないし。あとなに毒舌って。正直にものを言うだけです。



それと髪の紹介、どうでもいい。

これは生まれつき。



朔の隣は安心するよ。

なんでだろ、僕もよく分からないけど、ずっと昔から一緒に居たような感じがしてならない。



口半開きでヨダレ垂らした寝顔見ると思わず溜息漏れるけど、それを許せてしまうくらいにはラブラブですね。(皮肉)


最後に、僕が起きてもこの手紙については触れないでよ。





瀬野コウより。


PS. 執筆の筆の部首がさんずい。バカ。







率直な感想を言いますと…


瀬野くんの字、綺麗!!











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