今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
今日、言うって決めてたけど、言い出せなかった。SAEの友達が来たからって言い訳すればそれまでだけど、もしかしたら二人きりでも言えなかったかもしれない。でも…本当は言えなくてホッとしているのかもしれない…。
「SAEの手…あったかかったな…。」
言えば…きっと消えてしまう。僕はSAEの温もりが残った手を握りしめていた。そして…もっと近くに…と…。
「ほら!マユミ!」
寝てるんじゃないかって位に…マユミの足元はもたついてた。でも…マユミがもし来なかったら…私はあいつを許していたかもしれない。…別に許すとか、そんなのじゃないけど…、まだ…あいつからの『大事な話』ってやつを聞かされてないし…。もう少し様子を見るか…。切るのは簡単だし、なんとなく…居心地もいいし…ね。
「SAEの手…あったかかったな…。」
言えば…きっと消えてしまう。僕はSAEの温もりが残った手を握りしめていた。そして…もっと近くに…と…。
「ほら!マユミ!」
寝てるんじゃないかって位に…マユミの足元はもたついてた。でも…マユミがもし来なかったら…私はあいつを許していたかもしれない。…別に許すとか、そんなのじゃないけど…、まだ…あいつからの『大事な話』ってやつを聞かされてないし…。もう少し様子を見るか…。切るのは簡単だし、なんとなく…居心地もいいし…ね。