今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
第六章 涙
「お前…まだ付き合ってんの?」
晶に言われた様に…僕達は付き合って4ヶ月目を過ぎようとしていた。付き合うと言っても…何もない。普通ならセックスをしてもおかしくないんだけど…何もしてない。
「お前にとって彼女は…生きる為のなんかなんだろうな…。」
あれから、…彼女と付き合うのを止めて以来、晶は何も言わなくなっていた。確かに、今の僕にとって、彼女が生きる為の全てになっているのかもしれない。体が…、日々、痛みを増し、それに動けなくなってきている。それでも、彼女と逢う約束があれば…気のせいだと思うけど、なんでもなくなっていく気がする。…だから僕は彼女と何も出来ないのかもしれない。宣告されてから…僕の命の期限はもう…残り2ヶ月。彼女に…SAEにはまだ…何も言えずにいた…。
「SAE、まだあの冴えない奴と付き合ってるの?」
「うん。」
「珍しく長いね~。」
朝から…私の機嫌を損ねたいのか?そんな事を言って…マユミは首を傾げていた。…確かに、私にしては長く付き合ってる方だ。あいつの本音を未だに聞けずにいたけど…、あいつの居心地のせいでダラダラとここまできてしまった。
「まぁね…。」
「もしかして、…あれがいいの!?あいつ!」
晶に言われた様に…僕達は付き合って4ヶ月目を過ぎようとしていた。付き合うと言っても…何もない。普通ならセックスをしてもおかしくないんだけど…何もしてない。
「お前にとって彼女は…生きる為のなんかなんだろうな…。」
あれから、…彼女と付き合うのを止めて以来、晶は何も言わなくなっていた。確かに、今の僕にとって、彼女が生きる為の全てになっているのかもしれない。体が…、日々、痛みを増し、それに動けなくなってきている。それでも、彼女と逢う約束があれば…気のせいだと思うけど、なんでもなくなっていく気がする。…だから僕は彼女と何も出来ないのかもしれない。宣告されてから…僕の命の期限はもう…残り2ヶ月。彼女に…SAEにはまだ…何も言えずにいた…。
「SAE、まだあの冴えない奴と付き合ってるの?」
「うん。」
「珍しく長いね~。」
朝から…私の機嫌を損ねたいのか?そんな事を言って…マユミは首を傾げていた。…確かに、私にしては長く付き合ってる方だ。あいつの本音を未だに聞けずにいたけど…、あいつの居心地のせいでダラダラとここまできてしまった。
「まぁね…。」
「もしかして、…あれがいいの!?あいつ!」