今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

今度は顔を赤らめて…怒鳴られてしまった…。本当に不思議にだ…。けど…なんか…SAEが近くにいるって感じさせてくれる。本当のSAEが見えてくる…。そんな気がした…。

あいつがひとりでいた時の理由…今までの事…。さっきの答えでつじつまがあった。ひとりで納得してた時、私は笑ってたらしい…恥ずかしい。
「ごめん！」
あいつはそんな感じで誤ってきたけど…本気でそうしてる様には見えない。逆に、私が怒るのを見て楽しんでるみたいだ。それを見て…私はムキになっていた。…何で私がムキになるんだ？そんな事を考えながらも…そうならざるを得ない…そんな感じ。
「まったく…。」
私は汗までかいてた。そんな私を見て…あいつは起き上がった。
「ちょっと…大丈夫なの？」
少しフラつくあいつを見て…私らしくない言葉が出てしまう…。
「…少しはね。今、飲み物出すから。喉渇いたでしょ？」
そういうと立ち上がり、点滴台を杖みたいにして…部屋の隅にある冷蔵庫に歩き出していた。
「おっと…。」
「ちょっと！」
本当に一瞬だった。あいつがフラつき…倒れそうになった時、…私はあいつの腕を握りしめていた。
「…ありがとう。」
「私の事はいいから！無理しないで！」