今…君のために出来る事 今…君のために生きる事

ずっと前までは、普通に何でもなく…みんなでご飯を食べてたのに。何か不思議な感じだった。特にこれといって話をした訳でもけど、嫌でもなかった。それが…普通なんだろうな…。でも…、父親も母親も…夕食の時に笑ってた気がする。何か楽しかった事でもあったのかな…？私はその後、部屋に戻って…あいつからの連絡を待っていた…。それが疲れてたからなのか…疲れてた？何にもしてないのに？ それでも不思議と睡魔が襲ってきて…多分、眠ったんだな…。夜中いっぱい遊んでても眠くならない私が…だ。
（メールは…。）
体はダルかったけど、頭は冴えてた。携帯を見たけど、あいつからのメールはない…。
『ガチャ！』
床に投げる様に私は携帯を置き、また寝転がっていた。
（なんでメールもよこさないのよ？何なのよ…。）
初めて外で逢った日なのに…それをあいつはわかってるの？ひとりで訳も判らすイラつきながら…私は文句をブツブツと言っていた。
『ブーッ！！』
その時、携帯が鳴り出した。私は急いで体を起こし、携帯を取った。あいつだ。
「…」
今、家に着いたってメール…。あいつが帰ってかなり時間は経ってる。一体…あいつはこんな時間まで…何をしてたんだろう？まさか…他に女でも？