今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
あいつとの事は…その言葉で片付くのかな?そうじゃない気もするけど…。
「えっ!?何で!?SAE…合コン好きじゃん!?」
なにそれ!?…少し…マユミの言った事にムカついてしまった。そもそも…私は合コンを好きだとか嫌いとか思った事なんてないし。退屈だから行ってただけなのに。…そこで付き合った奴等も理由は同じ…退屈だから付き合った。ただそれだけなのに…。
「私…彼氏出来たから行かない。」
正直に私は言った。ムカついたから…マユミの話から逃げ出したかったからだ。…別に内緒にする理由もないし…、断るにはいい理由だ。
「えっ!?…マジで!?あんた…作らないって言ってたじゃん!?」
…マユミは結構、驚いてた。合コンで付き合った奴等には悪いけど…、いや、本当に付き合ったって言える奴っていたっけ…。私から…マユミに『彼氏』って言うのは初めてかもしれない。…驚いたマユミの顔はすぐに落ち込んだ様な顔に変わっていた。
「なんだぁ…。…で、どこで見つけたの?」
でも、すぐにそれも消えて、瞳を輝かせながら私に聞いてきた。
「えっとね…。」
私はこれまでの事を…マユミに話し出した…。

「行ってくるね。」
「行ってらっしゃい。」
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