今…君のために出来る事 今…君のために生きる事
「ちょっとごめんね!」
カラオケの最中、私は部屋から出て行った。理由はなんて事ない…トイレだ。
『ジャー…』
トイレの鏡で自分の顔を見ながら…この後の事を予想していた…。予想ってか…。
「よう。」
予想はやっぱり当たった。連中の一人がトイレの外で待ちかまえてた。「一緒に抜けない?」
そんな事を言いながら、そいつは顔を近付けてきた。周りには他の客だっていたけど…誰がいたって気にする感じなんて全くない。
「え~、どうしよっかな…。」
少しだけ私は考える振りをした。答えは決まってるけど…ここで簡単に付いて行ったら…それだけと思われてしまうし、それでは困る。
「ね、いいだろ?」
そいつの唇が…私の唇に重なっていた。私は別に抵抗する理由もなく受け入れる。キスなんて減るもんじゃないし…いつもの事。
「ん…、また今度逢ったら…。」
甘い声で私は言ってやった。『また今度』なんてあるかわかんないけど…、こいつはあんまりタイプじゃない。でも…期待だけはさせておく。そうすれば…男は何だってしてくれる。それが私が簡単に付いていかない理由。…男ってバカな生き物だ。私達は二人で部屋に戻って行った。
カラオケの最中、私は部屋から出て行った。理由はなんて事ない…トイレだ。
『ジャー…』
トイレの鏡で自分の顔を見ながら…この後の事を予想していた…。予想ってか…。
「よう。」
予想はやっぱり当たった。連中の一人がトイレの外で待ちかまえてた。「一緒に抜けない?」
そんな事を言いながら、そいつは顔を近付けてきた。周りには他の客だっていたけど…誰がいたって気にする感じなんて全くない。
「え~、どうしよっかな…。」
少しだけ私は考える振りをした。答えは決まってるけど…ここで簡単に付いて行ったら…それだけと思われてしまうし、それでは困る。
「ね、いいだろ?」
そいつの唇が…私の唇に重なっていた。私は別に抵抗する理由もなく受け入れる。キスなんて減るもんじゃないし…いつもの事。
「ん…、また今度逢ったら…。」
甘い声で私は言ってやった。『また今度』なんてあるかわかんないけど…、こいつはあんまりタイプじゃない。でも…期待だけはさせておく。そうすれば…男は何だってしてくれる。それが私が簡単に付いていかない理由。…男ってバカな生き物だ。私達は二人で部屋に戻って行った。