おしおきに 狂わされて
逞しい体に浅黒い肌 知り合いに教師なんていないし……

「マジ?覚えてない?」

「ごめんなさい」

男は私に近寄って 顔を覗き込んだ。

アップになった男の顔は 色っぽくて…
こんないい男忘れるわけないのに思い出せない……。

「おしおきだな」

胸がときめき始める。


男の指が唇に触れた瞬間 待ち構えていたように 体が跳ねた。



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