Bandrium~きみに捧ぐ恋のうた~
「リアル感を出さないとやっぱり大きな感動は聴いてくれているみんなに
与えられないなって思って……ここだけの話、祐の実体験から
この曲は作られてるんです」
人差し指を口の上に置いて話す航平くん。
「祐くんの……」
祐くん彼女いたんだ。
でも祐くんの性格からじゃ、確かに彼女に素直に気持ちを伝えるのは難しそう。
すぐに冷たい言葉ばっかり発して、彼女さんを傷つけてしまいそうなイメージ。
この曲も確かに1番祐くんにぴったりな曲かも。
そんなこと言ったらどんな鋭い言葉を浴びせられるか分からないから
絶対に口にはしないけど。