外国育ちのお嬢様は硬派がお好き

靴はルブタンかマノロ、たまにジュゼッペを好んで履いている。
ヒールの高さが私のプライドの高さだ。

厳密には、「だった」

いらねぇこんなもん。なんの役にも立たない。
(お下品な言葉でごめんなさい)

こんなもんに頼らなければ成り立たないプライドなんて、意味が無い。

着飾る私を褒め称え、寄ってくる奴らも、所詮その程度の人なんだ。

私は所詮その程度の人間なんだ。

相手は自分の鏡だ。

していることが、そのまま反映される。
自分を省みたければ、自分に関わっている相手を観察すればいい。

それが、まんま「私」だ。
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