外国育ちのお嬢様は硬派がお好き

「ぶっとばすわよ。マークはそんなことしてない!」
「はいはい、じゃ、いいですか?」
「ダメ」
「なんで」
「なんでじゃないわよ!なんであんたを招き入れなきゃなんないわけ?」
「別に初めて入るわけじゃないんですから、いいでしょ」

アメリカのエージェントが色々と頼んだ先は、高鍋さんだった。
あれこれ注文をつけたエージェントの言う通りに部屋を作ってくれた。

「隣にいた女性」

ふんわりさん2号のこと、知ってる?

「いいっすか?」

ずるいウサギだねぇ。ダメって言えないこと承知で言ってきてる。

仕方なく頷き、二人揃って30階でエレベーターを降りた。






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