外国育ちのお嬢様は硬派がお好き

・・・何、そういう趣味あんの?」意地悪に目を細めた。

始まったか・・・

「違いますよ、ほら、あの、ジャケット取りに来たんだけど、
部屋開いてたから・・・」

「ふーん、そう」グラスに入った残りのシャンパンを飲み干した。

上下するのど仏に釘付けになる。

私は一度目を閉じた。

勢いよくバスタブから立ち上がる北島さん。

「わっ!ちょっと」私は手で目を覆い、素早く後ろを向いた。
「出るなら言ってよ!」バスタブから出てくる気配を背中に感じる。

しかも、全部見ちゃったじゃん!締まった体にY字ラインまで!もう!

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