扉の向こうに居るあなた…

「いえっ…店が濡れたらそこの人に迷惑なので…」
「大丈夫ですよ、私があそこ、『KAKERU』のオーナーですから」

その人は、ニコッと微笑んでから
私をお店に案内してくれた…

でも、この人が『KAKERU』のオーナーさんだったなんて…

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