to you...
ホントに部屋をとってくれた。


何故か枕をフロントでもらい、
部屋へ持って行くシステムで、
「これ持ってったら帰るから…」

と言い、
枕を運んでくれた。



「ありがとう…亜依大丈夫かなぁ??」

「あいつは俺もよく知らんからなぁ…メール送ってみたら??返ってくるまで一緒に待つわ」


…亜依からメールが来ていた。うまくいってる??って…
しかも別れてすぐやんっ…


とりあえず、
何してるん??
とだけ送った。



「疲れたから寝ていい??」


と言い、奴はベッドに寝転び出した。



うちは、
亜依のメールを待ちつつ
窓から街を見下ろしていた。
初めて空からみた街は、
これだけたくさん来ているのに
全く知らない街に見えた。
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