不思議なアノコ.・*
この後も、俺たちは京都の街並みや昼ご飯をたべ、旅館に戻ってきた。
「…あぁ~
風呂デカかったし、気持ち良かったなぁ~??」
「あぁ。」
高良は先に部屋に戻り、後から大浴場から部屋に戻った俺と昨哉。
「たっだいま…ぁ??」
そこには、椎奈と柚紀が俺達の部屋にいた。
2人とも髪の毛が濡れているから風呂上がりなんだろう。
「椎奈??」
「柚紀??」
俺と昨哉の声が重なった。
「椎奈が陸に用事があるらしいわよ。
…椎奈ちゃちゃっと終わらせて早く戻りましょ??」
「あッ はい…ッ
…高良くん離してください…///」
「や-だ-。 しいちょ-いい匂いなんだもん。」
…そう。
今椎奈は高良にまた後ろから抱きしめられ中。
「はッ∑ 忘れてたぜ高良ッ
お前椎奈から離れろッ」
「…チッ 今回は見逃すと思ってたんだけどな??」
「見逃すかバカ。
…んで??
椎奈俺に用って??」
「あッ…これ…」
そう言って陸に渡したものは大小2つのクロスがついているネックレスだった。
「今日のみたらし団子のお礼…デス///
その…お気に召したなら使って下さい。」
「…マジで??
…すげ-嬉しい。 サンキュ。」
「は…い//
良かったです///」
「ちょっと椎奈ッ
終わった!?」
「ゆ…柚ちゃんッ//
はいッ!」
「早く帰るわよッ
昨哉が一緒に寝ようぜって…バカよコイツ!」
「冗談だぜ柚ちゃ-ん…。」
…はぁ、んとにバカだなコイツ。
「じゃぁ…しぃはこれで…。」
「おう。
…また明日な??」
そう言って2人は自分達の部屋に帰っていった。