不思議なアノコ.・*
修学旅行は危険がいっぱい(パ-トスリ-).・*
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「はぁ-…マジ風呂って最高だな。
つか、アイツらすぐ出やがって…風呂ってもんを知らね-のかっつ-。」
自販機でコ-ラを買いながら文句を言う俺。
何を隠そう、俺マジで風呂好きだからね??
何十分でも入れるわ。…何回かのぼせたけど。
「椎奈、大丈夫かな…」
――あの後、昼食をとり夕方ぐらいまで京都の街並みを回っていたが、椎奈はずっと心ここにあらずって感じだった。
まぁ、たまに笑ってたりしていたが見てていたたまれなかった。
…多分前髪のことについてだよな。
あの男共よけいなこと言いやがって…。
ふいに窓の方に目をやると、
「あれ…椎奈??」
そこには、ベンチに座って猫に餌をやっている椎奈がいた。