不思議なアノコ.・*

「椎奈ッ!!」

「…陸??」

「おまッ 外に居たら風邪ひくぞッ!!はやく中に…」

「なら陸が入っててください。
…お風呂入ったばっかりみたいだし、陸が風邪引いちゃいます。」


力無い顔で笑う椎奈。

そんなの…1人にしておけるかよッ

ドスッ
「…陸「俺もここに居る。」


「…今の椎奈は1人にしておけねぇ。
なぁ、椎奈。 お前今どんな顔で笑っていると思ってんの??


…見てらんねぇんだよ…ほっとけねぇんだよッ!!」

「陸…。」


「昼間の男達の話気にしてんだろ??
気にするなって方が無理あるもんな。

…この際言っておくけど、椎奈過去に何かあったんだろ??
だから前髪で顔隠してんだろ…??

俺…ッ 俺ッ!! 椎奈が心の底から笑ってたり、ちゃんと話したりしたいんだよッ
…力になりてぇんだよ。」


…ハッ∑
俺の思ってること…ズバズバ言っちまったッ;;

椎奈目ぇパチクり☆してんじゃんかよッ
涙出てんじゃんかよッ

…って、涙出てるぅ!?

「し、椎奈…??
俺一気に言い過ぎた…??」

「…違うの…違うの。
でも…わかんない…涙…ヒック…出てくるの…ッ」

「お…落ち着け…落ち着け。
…俺も落ち着け。」




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