不思議なアノコ.・*
…とか格好良くキメれたけど内心バクバクよ!?
よく言えたな俺!?
「…そうだよね。
ずっとこのままじゃダメだよね。
しぃ、もぉ人を見ないなんて止める!!
他人行儀みたいな言葉もやめる…ッ!!
皆と…もっと…ヒック…近づきたい…ッ//」
「…おう。
柚紀だって昨哉だって高良だって皆喜ぶ。」
「…陸は??」
「…え??」
「陸は喜ばない…??」
ドキッ
「お…俺も喜ぶ…///」
「良かったぁ…」
「…てかさ、椎奈??
いつまで、抱き付いてん…の??///」
そう…さっきから、椎奈が抱き付いたまま口論していた訳で…。
「…え?? …えッ!?
しぃなんでッ//
ごッ ごめんなさいッ」
「いや…むしろラッキ-であり…///」
「き 今日はこれで戻りますッ//」
「お、おぅ…。」
2人は外から戻り、それぞれの部屋に戻ることにした。
「…じゃぁ、俺はこっちだから。」
「…あ、うん//
…陸ッ」
「…ん??」
「さっきは、話聞いてくれてありがとぉ。
おかげで何だか心が軽くなったみたい。
本当にありがとぉ…。」
「…あぁ。
俺もお前の話聞けて良かった。
また明日な。」
「うんッ」
「……ッ//」
陸はこの時、椎奈の、今までに見たことのない笑顔を見ることが出来たと思った。