不思議なアノコ.・*
しいは…俺の。.・*
side:高良
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『高良くん…もぉ高良くんに会えないの…??』
『…大丈夫だよ、しいちゃん。
ほんのちょっとだけ遠くに行くだけだから…すぐしいちゃんの所に帰ってくるから。』
『ホント??』
『ホント。』
『ホントにホント??』
『クスッ ホントにホント。』
『じゃぁ、しい、ずっと高良くん待ってる!!
だから…早く帰って来てね??』
『…うん//
ありがとう、しいちゃん。』
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「………ん…??」
もぅ10時半…てことは10時間半睡眠したってことか??
「…俺ってよく眠れるんだな。」
カナダにいるときは中々寝付けない。
おかげで毎日が睡眠不足だった。
「…しい。」
「呼んだッ…??」
………………
…………は??