不思議なアノコ.・*
「あの男の子カッコいい-♪」
「隣にいる子って彼女かな??」
「…ムカつくけど彼女も可愛い-ッ」
…うるせぇ。
せっかくのしいとのデ-トが台無しじゃね-か。
「…しい、気にすんな…ってなんで後ろ歩いてんの??」
「あ…だって、高良くんの彼女って勘違いされてるみたいだから…//
高良くんも、しいみたいなのが彼女って勘違いされてイヤでしょ??」
しいは大丈夫だから…と言って俺の隣を遠慮するしい。
…なんだよそれ。
俺はむしろお前に―…
グイッ
「ほわッ!? …って高良くん??
その…手ッ…//」
「離さねぇから。
それに…俺はしいとなら勘違いされたって構わねぇ。」
「…え??」
「…ッ// 何でもね-ッ//
それより、お前は俺様の隣にいろ!!
いいなッ!?//」
「はッ はい…ッ」
…やべぇ。
多分、俺今顔真っ赤だと思う//
でも、おかげでしいと手をつなぐ事ができたから…まぁいいか。
「…ねぇ、高良くん??
今日どこに行くの…??」
「…ん?? あぁ、ちょっと行きたいとこがあるんだ。」