不思議なアノコ.・*

「…うん。
陸に修学旅行に行ったときに、しぃの過去を話したの。

その時に陸に、前に進めって…俺が傍にいるって言ってくれた。

…だからしぃ、頑張るのッ」




…感付いてはいた。
陸がしいを変えたって。



でも…



「…俺じゃダメなのか??」


「え??」


「しぃの傍にいるのは、俺じゃダメなのか??

小さい頃からずっとしぃの傍にいた。
…カナダに行くことは想定外だったが、1日だってしいを忘れることはなかった。

今だって…今だって陸よりも俺の方がお前の傍にいれる。」



「…高良く「好きだ。」








…ダメだ、しい。
俺はもぅ、気持ちを押さえれない。
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