不思議なアノコ.・*

椎奈のベランダにやってきた俺を一番に迎えてくれたのはもちろん椎奈…じゃなくて一羽のスズメだった。

「…何でコイツだけ俺のとこに…ッてか頭に乗ってんの??」


「ふふッ…
その子ずっと前から陸のこと好きなんだよ??

…陸が毎朝起きたときも、その子だけ陸のベランダにお邪魔してたよ。」


「ふ-ん…なんか嬉しいな。
…なぁ、椎奈??」


「なぁに??」



「こんなこと聞くのもアレなんだけど…

高良に告白…された??」



椎奈の動きが止まった。

…てか、顔真っ赤。


「ど ど ど どうして知って…??」


「そんなにきょどんなよ。
高良から聞いた。」


「…あ あぁ、高良くんから…//」


「なぁ、椎名。
高良に告白された時、どぅ思った…??」
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