不思議なアノコ.・*

俺はまた椎奈の方を向いた。


「なぁ、椎奈。…ついでに高良も聞け。


…高良の方が俺よりも椎奈とずっと一緒にいる。
高良の方が俺よりも椎奈のことを知っている。

2人の絆に俺が入れないことも知っている。
…でも、俺は高良に負けねぇ。

椎奈を好きな気持ちは、誰にも負けねぇ。」


「…偶然。 俺もしいを想う気持ちは誰にも負けねぇよ。」


「陸…?? 高良くん…??」


俺と高良は段々と椎奈に近づき…

椎奈の両サイドに座った。

「だから椎奈…??」

「俺らこれからしいに猛アタックしていくつもりだから…。」





『覚悟しとけよ??』



「…は…ぅ…///」



そして…椎奈はキャパオーバーになり、倒れてしまった。


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