不思議なアノコ.・*

「ッたくよ-??
俺がいなくなってからイチャイチャしろよ。」


「…高良くん。」


「…どうした??」


「ありがとう、しぃを好きになってくれて。
苦しいときに傍にいてくれて…。」


「いや…本当はあの時俺はしいを皆の前で守ってやればよかったんだ。
なのに2人きりのときしかしいに言葉をかけてやれなかった。

…俺は逃げてたんだな。」


「そんなこと…ッ!!」


高良は、椎奈の目の前に立った。


「陸ならしいを守ってくれる。
アイツ…超ヘタレだけど、いざっていう時すげ-頼りになるしな。
…ヘタレだけど。」


「…ヘタレってゆ-なよ。」

「ははッww
まぁ、俺はしいが陸を選ぶってなんとなく分かってたよ。」


「…うん。」


…そっか。

だからあの時高良は
゙俺はスッキリするよ゙ッて言ったんだ。


「んじゃ、俺は教室戻るわ。
…あ、しい。」


「なぁに??」


「陸に飽きたら俺んとこ来いよ??
俺いつでも待ってるから。」

「なッ…!?」

「んなことさせるかッ!!」


「ははッ
んじゃな-。」
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