不思議なアノコ.・*
「なぁ-しい-??」
「ん?? 高良くんどうしたの??」
「陸とケンカした-??」
「なッ…してないよッ!!」
「チェッ…まだ別れないか。」
「いきなり酷いよッ
別れないよッ!!」
等と、しぃをからかってくる…。
正直、クタクタです…。
ベッドの上でボーッとしていると…
「椎奈-。」
この声…
ガラッ
「陸ッ
…どうしたの??」
「ん??
…椎奈の顔見たくなった。 昨日も見たのにな。」
照れくさそうに笑いながらそう言ってくれる陸。
そんな陸が、しぃは大好きだよ。
「…しぃも陸に会いたかった//」
「…そっか。 良かった。
…てか、また陸に言われた??」
「うん…。 今日は陸とケンカした??ッて聞かれた。
ビックリしちゃったよ。」
「ははッ、アイツも凝りねぇな。」
「そうだね。
…ふふッ、ボスも凝りねぇッて言ってる。」
「そ-いや、ボスも大きくなったな。
あんま餌食わせ過ぎんなよ??」
「うんッ」
それから、しぃ達は暫くの間、他愛もない話をしていた。
この時間が、この空間がとっても心地が良い。
するとそこに、高良がやって来た。
「よぉ、しい。
陸としゃべってんだろ??」
「…高良くん。
ノックをして欲しいのですが…。」
「ま-良いじゃねぇか。
それよりちょっとお前に話さなきゃいけないことあんだよ。」
「…なんだ??」
…高良くんがとても真面目な顔して、こう言った。