不思議なアノコ.・*

―――――――
―――――
―――

そして迎えた高良くんとお別れの日…。


しぃと高良くん、柚ちゃんに昨哉くんは高良くんを見送るため空港にいた。


「…泣いてんの?? 昨哉。」


「なッ 泣いてねぇッ!!
あくびだッつ-のッ」


そう言う昨哉くんの目はとてもウルウルしていて、


「ちょ…嘘下手…ww」


…と、柚ちゃんは密かに爆笑していました。


「まぁなんだ、長期休暇にはまた帰ってくるからよ、
そん時はまた家に泊まらせろよ??しい。」


「うんッ!

…元気でね??」


「おお。 …しいに会えて良かったよ。」


「しぃもだよ。」



「そろそろ行くわ。

…あ、陸。」


「ん??」


「俺お前のこと何気気に入ってるぜ??
ヘタレだけど。」


「何その上から目線…しかもヘタレッて余計なんだよ。」


「はッはッはッw お前マジウケるわ。」


「…ふん。 …また戻って来いよ。」


「言われなくても。

んじゃ、さいなら。」


「バイバイ 高良くん…ッ」
















そうして、高良くんは

カナダに帰ってしまいました。
< 172 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop